ファジーネーブル

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スターバックスを誤解したなら If you misunderstood Starbucks

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スターバックスは都会のオアシスだと思う。海外旅行にいけば尚更だ。

 現地に行って、グローバルフードを食べるのはなるべく避けているけど、スターバックスにだけはいくことにしている。落ち着くし、WiFiもあって、英語が通じる。価格帯にブレがないからスタバを基準に相場をはかれるのはちょっとしたテクニックだ。そしてどこの国でも必ず、その国に根ざしたカジュアルで温かい接客がある。

 


スターバックスでは必ずドリップコーヒーを頼む。

 夏はアイスコーヒー。肌寒くなる季節からはホットコーヒー。日本なら108円でワンモアコーヒーをオーダーできる。ドリップコーヒーはどこの国にもある。スタンドに並ばずその場で手渡してくれる。そして最も安い。スタバはドリップコーヒーが一番美味しいと思う。フラペチーノでもラテでもなく、スタバの無印のコーヒーこそが、私にコーヒーを飲む敬虔な歓びを与えてくれる。

 


スタバは高いという人がいる。

 私に言わせれば、彼らはそもそもコーヒーに価値を見出していない人か、スタバに来たからにはと言ってフラペチーノかキャラメルマキアートを頼まなければならないという強迫観念に駆られている人のどちらかだ。お気の毒に。ドリップコーヒーにおいて、確かにドトールよりもマックよりも高いが、その分味は確かであり、またルノアールより安い。コーヒーを愛し、喫茶店に休日の遊びを見出し、あるいは喫茶店に平日の癒やしを求めることのできる人間なら、フラペチーノを仮想的にする前に、腰を折ってプライスカードを見なければならない。

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スタバのコーヒーは美味しくないという人がいる。

 セブンイレブンのコーヒーと大差ないと。私は問いたい。あなたはスターバックスの店舗が提案する空間とスターバックスに馴染めてしまう人々を苦手とするだけではないのかと。決してコーヒーの味なんてあなたは分からないのではないのかと。馴染めない気持ちはわかる。鼻につく気持ちもわかる。セブンイレブンのコーヒーで満足しているのもわかる。でも、スターバックスのコーヒーの味をあなたが知らないで言っているのなら、まずはテイクアウトしてほしい。そしてその足でドトールに入り、MacBookを広げている大学生ではなく、レッツノートを広げている営業マンの隣で、十分にリラックスしてほしい。自分の居場所に帰ってきたと思えたら、そこで本当のスターバックスを味わってみよう。

 


彼らとスタバの間にある距離を広げているのは彼らの自意識だけだ。

 そして、私たちとスタバの距離を近づけているのは、私たちの自意識ではない。真に居心地の良く、好める味でなければ、それこそ自意識に投資するには、いちコーヒーショップを愛好するコストは高すぎるものだ。家で飲むコーヒーも美味しい。街の小さな喫茶店での飲むコーヒーは至上のときだ。ただ私は毎週末、大好きなスターバックスに通うだけだ。