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メロディをMIDIで打ち込んでみる

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メロディの作曲

メロディをつくってみた。
「明日は作曲を進めよう」そう思ってベッドに入った夜の矢先、とあるくだらない歌詞とともにメロディが頭に浮かんだ。

ブロッコリーズのテーマ』の次の一手を模索している最中だったから、がんばって起き上がってiPhoneのMusic Memosにアカペラで吹き込んだ。

それをMIDIに起こして、トラックに当てはめた。

 

 


EDMのように、リズムトラックを積み重ねてビートを加速させていくのではなく、あくまでロックの文脈でリフを創ろうと意図している。ちなみにキーについてはひとまず考えていない。

 

メロディの打ち込み

それにしても打ち込みは難しい。こんな短いメロディなのにとても時間がかかった。MIDIキーボードがないからだろうか。Logicの「ミュージックタイピング」でリアルタイム入力も考えたが、歌えても咄嗟にはどの音を歌っているのか分かっていないので、鍵盤での再現に時間がかかってしまい、やめた。打ち込みは「鉛筆ツール」でノードを置き、「ポインタツール」で引き伸ばしたり、ドラッグ・アンド・ドロップで移動させるなどして地道にやった。他にどんな方法があるのかあまりわかっていない。打ち込みスピードを上げる練習やその効率化の研究は、楽器の練習に比べてどうも気が乗らないが、みんなどうやっているのだろうか。

 

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ソフトウェア音源は、「British Combo Synth Lead」を選んだ。こちらも正解がわからないため仮である。ベロシティもオートメーションも調整なし。サスティンも適当に。
MIDIを打ち込む作業をしたときの音源は「Classic Electric Piano」である。この音源は、ソフトウェア音源のトラックを追加した際に最初から選択されているものだが、妙にこもった音なのでこの音源で今後も打ち込むべきなのか考える必要があるかもしれない。


そして、前回12小節に増やしたヴァースだが、このメロディでは8小節しか使わなかった。ヴァースを削るか、メロディを追加するか。結論は先送りにし、余った4小節分のトラックは残しておくとする。


この段階でメロディに着手した理由を簡単に言えば、コードやベースラインをカスタムしていくことで主旋律の条件が規定されていくのを避けるためだ。この懸念については、Apple Loopsにチャレンジした前回の記事でも書いている。そんな懸念もあるいは、ただの杞憂なのかもしれない。もしくは、スキルに応じてケースバイケースかもしれない。いずれにせよ、それらに対する自分なりの回答はDTMを続けることで見つけていきたい。

次回は、コーラスへ展開させようか。それともヴァースに肉付けをしていこうか。

 

前回の記事

fuzzy-navel.hatenablog.com